無料の古紙回収にまつわる意外な問題とは

無料の古紙回収を利用していて、ときどき捨てられている雑誌や新聞に興味を示している人を見かけることがあります。何をしているのか、できる限り関わりたくないと思ってしまうこのような人々、実は捨てられたごみなら大丈夫と持ち帰りを考えている人もいるようです。

これまでも問題になっていた、ごみに捨てられていたものを持ち帰ることはどうなのか?という問題は、無料の古紙回収物にまで波及しています。古紙以外にも空き缶やダンボールを堂々と持ち帰る人を見たことがある人は多いはずです。これらを集めて売れば少額ながらお金に変えることができ、それを毎日のように続けていれば結構な金額になるからです。

東京都では古紙回収量が前年度の30%も減った年があり、このような持ち帰りが問題となりました。新聞紙やダンボールは単価が高いため、これらのみを持ち去り、そのほかの資源物はその場に散乱させることがあちこちで起きていたようです。その結果、平成15年にはこのような持ち帰りをした人物を書類送検しています。全国的にこれらの問題が起きているため、各自治体では条例において回収ボックスに集められた資源物の所有権は自治体にするという規定を設けるようになりました。自治体によって差はありますが、私たちが安心して資源物を回収ボックスに運ぶことが第一であるため、野放しにはできない問題です。